close
製品情報
010265

パイロクロム(グルカシールド付)
Pyrochrome with Glucashield Buffer

価格(円) 121,000
包装 1キット
メーカー AC
保存温度 4℃
備考 2022/11価格改定
価格(円) 包装 メーカー 保存温度
121,000 1キット AC 4℃

2022/11価格改定

製品情報・解説

エンドトキシン試験法は、グラム陰性菌由来のエンドトキシン(以下、Etと略記)がカブトガニ(Limulus polyphemus等)の血球抽出成分LAL(Limulus Amebocyte Lysate)を活性化し、ゲル化を引き起こす反応に基づいています。この反応は逐次的な酵素反応によって起こることから、酵素による合成基質の加水分解により生じる発色を指標とした比色法が開発されました。
パイロクロム(グルカシールド緩衝液付き)は、Limulus polyphemusから調製したライセートと発色合成基質を構成成分としたLAL試薬と溶解用のグルカシールド緩衝液より構成される、比色法によるエンドトキシン定量のための試薬セットです。
パイロクロム(グルカシールド緩衝液付き)による試験法は、迅速で、(1→3)-β-D-グルカンの影響を受けることなく、エンドトキシンにのみ特異的に反応し、とても高感度(最高感度:カイネティック測定法で0.001 EU/mL、エンドポイント測定法では0.005 EU/mL)な方法です。

特徴

  • 広範囲/高感度測定
    パイロクロムは0.001-10EU/mL、0.005-50EU/mLの2つの定量範囲に対応した、広い定量範囲を持っています。
  • 反応干渉を受けにくいLAL試薬
    パイロクロムは高性能な比色法用のLAL試薬のため、反応干渉の強い薬剤等に対しても少ない希釈倍率で測定が可能です。また、グルカシールド緩衝液の緩衝作用により、前処理なしで幅広いpHに対応できます。
  • エンドトキシン特異的測定
    添付のグルカシールド緩衝液で溶解することにより、(1→3)-β-D-グルカンの影響を受けることなく、エンドトキシンにのみ特異的なLAL試薬として使用することができます。
  • プレインキュベーション不要
    被検試料のプレインキュベーションは必要ありません。
  • 溶解後の安定性が高い
    溶解後2〜8℃保存で8時間安定です。溶解後は凍結できません。
  • セット内容

    LAL試薬

    容量
    本数 5本

    溶解用グルカシールド緩衝液

    容量 5.5mL
    本数 5本

    内容量

    60回用×5セット

    定量範囲

    • 0.001-10EU/mL、0.005-50EU/mL

    保存・有効期限

    保存 2〜8℃、遮光保存(禁・凍結)、溶解後は2〜8℃で8時間(溶解後、禁・凍結)
    有効期限 ラベルに記載

    掲載日:2023/03/15

  • 掲載内容は本情報掲載時点のものであり、予告なしに仕様、デザイン等を変更する場合があります。
  • 表示の価格は、当社希望納入価格であり、消費税等は含まれておりません。