Web_エンドトキシン測定用試薬_4th
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医薬品規制調和国際会議 (International Council for Harmonization of Technical Requirements for Pharmaceuticals for Human Use:ICH)グローバル化する優れた新医薬品の研究開発を促進し、規制に迅速・効率的に対応していくため、資源を有効に活用しつつ品質、安全性及び有効性を含む各分野でハーモナイゼーションの促進を図るため設立された。2015年10月23日にはスイス法人として新たに設立されたICH新法人に衣替えした。参加メンバーとして、日本、米国、EU、スイス、カナダの規制当局と日本、米国、EUの製薬業界団体のほか、オブザーバーとして世界保健機関(World Health Organization: WHO)及び国際製薬団体連合会(International Federation of Pharmaceutical Manufacturers & Associations: IFPMA)であるウェルリーダー当社販売のマイクロプレートリーダー(ウェルリーダーアドバンス、ウェルリーダーMP-96【製造中止品】、医療機器: ウェルリーダーSK603)英国医薬品医療製品規制庁 (Medicines and Healthcare products Regulatory Agency:MHRA)英国の政府機関であり、医薬品および医療機器の適正な機能および許容できるだけの安全性を保証することを責務とするエンドトキシン (Endotoxin)グラム陰性菌の細胞壁に存在するリポ多糖で、内毒素、細菌内毒素ともいう。極微量で自然免疫系を活性化し、発熱を惹起するため、注射薬等の品質管理において最も重要な外来性発熱性物質であるエンドトキシン規格値注射剤に含まれうるエンドトキシン量最大許容量。日本薬局方にて、投与量に基づき、医薬品各条に規定されているエンドトキシン試験法カブトガニの血球抽出成分(LAL)より調製されたライセート試薬(LAL試薬)を用いてグラム陰性菌由来のエンドトキシンを検出または定量する方法。医薬品のエンドトキシン試験法は日本薬局方を初め各種公定法に収載されているエンドトキシン試験用水エンドトキシン試験に用いることができる水エンドトキシンショック外傷、熱傷や免疫能の低下などにより、血液中に侵入したグラム陰性菌から、多量のエンドトキシンが放出され、自然免疫の活性化、凝固亢進、末梢血管拡張、低血圧を引き起こす重篤で予後不良の病態。死亡率が高いエンドトキシンの除去エンドトキシンの荷電性、疎水性を利用した吸着作用や限外ろ過膜による分子ふるい作用により除去されるエンドトキシンの不活化活性中心であるリピドAの構成因子であるジグルコサミン構造、リン酸残基、脂肪酸側鎖を化学的あるいは物理学的方法で分解または修飾することにより不活化される。250℃、30分以上の乾熱処理、酸またはアルカリ処理などが用いられる。通常の滅菌条件ではエンドトキシンは完全に不活化しない場合が多いエンドトキシン標準品 (Control Standard Endotoxin:CSE)公的標準品以外のエンドトキシン標準品。主にライセート試薬メーカーから供給される。通常、ライセート試薬の特定のロットを使用した際の公的標準品に対する換算力価を示した試験成績書が発行される。日本薬局方のエンドトキシン試験法では、標準品としての使用は認められていない。ただし、米国食品医薬品局(FDA)および欧州医薬品品質部門(EDQM)は、CSEの使用を認めているエンドトキシンユニット(Endotoxin Unit:EU)エンドトキシンの活性単位。米国食品医薬品局(FDA)が定めた。ウサギに対する最小発熱量は5EU/kgと定められた。ヒトに対する最小発熱量もこれに等しい。エンドトキシンの力価は、WHOのエンドトキシン国際標準品を基準として評定される。1EUは1エンドトキシン国際単位(International Unit: IU)に相当するエンドポイント法一定反応時間後における吸光度(発色基の遊離量)、濁度、又はゲル形成の有無に基づく測定方法カイネティック法 (Rate法)発色や濁度上昇の経時変化率に基づく測定方法(比色法、比濁法)カブトガニ鋏角亜門節口綱カブトガニ目カブトガニ科に属する節足動物で、古生代(2億年前)からほとんど姿を変えず、生きた化石とも称される。その分布は広く、アメリカ東海岸にアメリカカブトガニ属のLimulus polyphemusが、中国及び東南アジアにカブトガニ属の3種(Tachypleus tridentatus, Tachypleus gigas, Tachypleus rotundicauda)が生息している。日本にも数は少ないが生息が確認されている監査証跡 (Audit Trail)正確なタイムスタンプ(コンピュータが自動的に刻印する日時)が付けられ一連の操作記録監査証跡レビュー電子記録の真正性を確保するために、監査証跡を基に、電子記録に対し不正な変更や削除が行われていないか確認すること。日常のデータレビューおよび承認プロセスの一環として、データが生成されるエリアで実施し、証拠を残す乾熱滅菌高温加熱による滅菌方法の一つ。通常、160~250℃で、30分~2時間加熱することで、微生物、エンドトキシン、核酸、酵素などを熱変性、失活、分解させる。エンドトキシンを完全に失活させるためには、通例、少なくとも250℃で30分間の乾熱処理を行う必要がある吸光度試料に単色光を照射し、その波長における入射光の強さ(I0)と透過光の強さ(I)の比の対数(log(I0/I))凝固酵素前駆体 (Proclotting enzyme)カブトガニ血球(抽出成分)に含まれ、活性型B因子、または活性型G因子によって、凝固酵素(Clotting enzyme)に変換される。凝固酵素は、コアギュローゲンをコアギュリンに変換する。また、比色法では、凝固酵素に対する発色合成基質が用いられる組換え試薬 (エンドトキシン測定用)ライセート試薬の主成分であるカブトガニC因子、B因子、および凝固酵素前駆体の3つの組換えタンパク質と発色合成基質からなる当社開発の比色測定試薬。組換えC因子と発蛍光合成基質とからなる試薬も知られているグラム陰性菌グラム染色により赤あるいは桃色に染まる細菌の総称。大腸菌、サルモネラ、緑膿菌、セラチア、コレラ菌、ヘリコバクター、インフルエンザ菌(インフルエンザの病原体ではない)、レジオネラなどが含まれるグラム染色1884年にHans Christian Joachim Gramによって開発された細菌染色法。グラム陽性菌とグラム陰性菌に染め分けることができる。グラム陽性菌は紺青色あるいは紫色に、グラム陰性菌は赤あるいは桃色に染色される。染め分けの原理は細胞壁の構造の違い(ペプチドグリカン層の厚さおよびLPSの有無)によると言われている 74

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