技術情報

遺伝子組換えエンドトキシン測定用試薬 PyroSmart NextGenTM
(パイロスマート ネクストジェン)

Keep Your Method. Make An Impact.

PyroSmart NextGenは、当社の長年の研究開発の成果に基づき、遺伝子組換え技術を用いて製造されたエンドトキシン測定用試薬であり、当社海外子会社であるAssociates of Cape Cod Inc.において製品化されました。

PyroSmart NextGenとは

PyroSmart NextGenの発売により、エンドトキシン試験法にサスティナブルな遺伝子組換えLAL試薬(Recombinant Cascade Reagent: rCR)という新たなテクノロジーが加わりました。
PyroSmart NextGenは、従来のLAL試薬と同じカスケード反応を利用する唯一の試薬であり、(1→3)-β-D-グルカンとの交差反応もありません。PyroSmart NextGenは、お客様がLAL試薬に求める品質と、これまでと一貫した結果を提供します。

特長

PyroSmart NextGenは、従来のLAL試薬と同様に信頼性の高い結果が得られることに加えて、以下のようなメリットがあります。

  • 動物由来成分フリー – カブトガニの血液成分フリー
  • 従来のLAL試薬と同じカスケード
  • (1→3)-β-D-グルカンとの交差反応性なし
  • 従来と同じ測定装置
  • 従来と同じ手順の試験法
  • 持続可能な目標に向けた取り組みに合致

当社比色法LAL試薬

感度について

組換え比色法試薬の感度は、測定に用いる検量線の最小濃度で表されます。PyroSmart NextGenの感度は、マイクロプレートリーダーを用いる場合、最大で0.005 EU/mLです。

マイクロプレートリーダーを利用したカイネティック法における定量範囲

  • 反応時間法:0.005~50EU/mL
反応容量

PyroSmart NextGenは、マイクロプレートリーダーを利用する「試料50μL:PyroSmart NextGen試薬50μLのアッセイ系」において、PyroSmart NextGen試薬1バイアルあたりのアッセイ数は、50アッセイです。

測定条件
反応速度法 反応時間法
測定時間 30分 60分
反応温度 37℃ 37℃
測定原理 カイネティック比色法 カイネティック比色法
測定波長 405nm/492nm 405nm
ブランク 1mAbs/min以下 あらかじめ設定した閾値に到達しないこと
保存安定性

PyroSmart NextGenは、長期間安定な凍結乾燥品で、有効期限は製造から3年間です。

溶解方法

PyroSmart NextGen試薬は、発色合成基質とともに凍結乾燥されています。使用直前に、添付の溶解用緩衝液2.8mLで溶解してください(用事調製)。

キット構成
Code 品名 包装
PyroSmart NextGen 1セット(50回×2本)

<キット構成>

  • PyroSmart NextGen試薬・・・・・2本
  • PyroSmart NextGen溶解用緩衝液・・・・・2本

PDF Downloads

PyroSmart NextGen:Webinar

PyroSmart NextGen Webinarをご視聴の際には、当社でご案内するパスワードが必要です。
パスワードはこちらからご請求ください。

Webinar①:PyroSmart NextGenのご紹介
生化学工業株式会社 海外事業推進部 向井 基樹
PyroSmart NextGen Webinar
PyroSmart NextGen Webinar

当社の長年の研究成果に基づき、当社海外子会社であるAssociates of Cape Cod Inc.において製品化された、遺伝子組み換えエンドトキシン測定試薬「PyroSmartNextGen」をご紹介いたします。

PyroSmart NextGen:FAQ

  1. Q1PyroSmart NextGenは天然LAL試薬と同じような機能を持ちますか?
    A1

    PyroSmart NextGenはFactor C、Factor B、pro-clotting enzymeを含む、すなわち、シグナルを増幅するカスケード機構を有します。また、比色ライセート試薬と同じ合成基質を含むことから、Pyrochromeと同様に使用可能です。これは、試薬を切り替えるだけで同じ試験法を継続して使用できるという大きなアドバンテージをもたらします。

  2. Q2rFCとrCRの違いは何ですか?
    A2

    rFC試薬は、エンドトキシンと結合する酵素であるFactor Cのみで構成されます。つまり、シグナルを増幅するカスケードを有しない(Factor Bおよびpro-clotting enzymeを含まない)ことから、感度をカスケード反応と同等のレベルに高めるため、蛍光法が用いられています。すなわち、反応機構が異なるため、rFC試薬を用いた測定には、SOPの変更だけでなく、蛍光マイクロプレートリーダーが必要となります。

  3. Q3PyroSmart NextGenはカブトガニ由来の原料を使用していますか?
    A3

    PyroSmart NextGenは動物由来成分を使用していません。

  4. Q4PyroSmart NextGenを使用する際、新たな測定装置が必要ですか?
    A4

    ライセート試薬と同じカスケード機構であるため、試薬の調製手順は同じであり、同じ測定装置が使用可能です。

  5. Q5組換試薬はどのように製造されていますか?
    A5

    本製品はcGMPの規制とISO 13485の要求に従い、FDA認可品であるライセート試薬と同等の品質基準で製造されています。その原料であるたんぱく質は、Limulus polyphemus由来のFactor C、Factor Bおよびpro-clotting enzymeのDNAをコードしたクローン細胞によって産生され、精製および製剤化工程を経て、PyroSmart NextGenとなります。

※PyroSmart NextGenのFAQはよくあるご質問に随時追加されます。

お問い合わせ

PyroSmart NextGenについてのお問い合わせは、こちらからお願いいたします。

お問い合わせ

メールでのお問い合わせは、 までご連絡ください。